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最近、よく見かける韓国の家電メーカー「サムスン」が、日本をモデルに大きく発展してきたというのは初めて聞いた。その日本研究チーム長・李佑光氏の日本分析は興味深い。


日本が今の苦境を抜け出すためには2つの選択肢があるという。
1.既存の価値観とシステムを果敢に脱ぎ捨てて、新しい価値観を生み出していくこと。
2.この程度の発展に満足して、英国のように『成熟国家』として生きていくこと。
日本は今後どちらの道を行くのだろうか。
李氏はいう。「我々は千年以上も日本を見てこなかったのだろうか?」と。日本はそれで終わる国ではないことを骨身にしみて理解しているのが韓半島の人々だという。そして、「おそらく日本は難しくて時間もかかるだろうが、新しい価値観とシステムを創造する道に入るだろう」と予測する。
私は、千年以上も日本を見てきたというこの韓半島の人々の言葉に、涙がにじむほど励まされた。日本はこのままで終わる国ではない。必ずや起死回生し、アジア、太平洋、そして世界に平和貢献する国家に立ち直っていくぞ、と固い決意をした。