選挙戦最終日。各候補とも街宣車に乗って夜の8時ギリギリまで“最後のお願い”に奔走する。今まで戦い抜いた長い選挙戦での様々な場面が走馬灯のようにかけめぐるのもこの時だ。喉も枯れはて、手も足も腰も痛む。ウグイス嬢も涙声で絶叫する。そしてフィナーレは各陣営とも駅前に集まり支持者を動員して派手に戦勝ムードをあおり立てるのだ。(加治隆介の議・加治隆介の議立候補す!の編、弘兼憲史、講談社、315-316ページ)
-------
昨日の午後7時30分。
近所の駅前、選挙戦フィナーレの場に行ってきた。
候補者が街宣カーで到着し、
私たちの前に姿を見せると大声援が巻き起こり、
熱い演説が始まる。
そして午後8時ちょうどに演説は終わり、
集まった支援者の大拍手で12日間の選挙戦は終わった。
とても劇的な場面だった。
いよいよ選挙投票日だ。

ところで、聞くところによると、
スウェーデンでは国政選挙の投票率は80%を超えるそうだ。
この国の税金はかなり高いが、
その分、その使い道に関しては国民の関心は非常に高く、
しっかりと監視しているのだという。
そのため税金が十分に国民のために使われており、
一般サラリーマンでも優雅な生活ができているのだそうだ。
サービス残業や通勤ラッシュもなく、別荘も持てて、
夏には最長2か月もの休みをのんびり過ごすことができるのだとか。
ちょっと信じがたいが・・・。
ただ、国民の政治に対する関心が高く、不正を許さず、投票率も高い。
そのおかげで自分たちの暮らしが良くなっているというのはいい因果関係であると思う。
日本は選挙の投票率は最近は65%くらいだろう。
20代にいたっては30%代ではないだろうか。
古代ギリシャの格言にこんなのがあるそうだ。
「政治に無関心な国民は愚かな政治家に支配される」
こうならないように、せめて投票には行こう。

↑クリックお願いします。m(_ _)m
posted by デデボー at 08:00| 東京 ☁|
Comment(1)
|
TrackBack(0)
|
社会
|

|