2011年12月29日

みんな違ってみんないい

金子みすゞ。大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した童謡詩人。26歳の若さで死ぬまでに、512編もの詩を綴ったとされています。
-------

200px-Kaneko_Misuzu.jpg
出典:ウィキペディア

私がよく知っている金子みずゞの詩は
あの有名な「みんな違ってみんないい」というやつだ。


「 わたしと小鳥とすずと 」

わたしが両手をひろげても、

お空はちっともとべないが、

とべる小鳥はわたしのように、

地面(じべた)をはやくは走れない。


わたしがからだをゆすっても、

きれいな音はでないけど、

あの鳴るすずはわたしのように

たくさんのうたは知らないよ。


すずと、小鳥と、それからわたし、

みんなちがって、みんないい。


金子みすゞ 1903(明治36)〜1930(昭和5)
26年間の短い生涯に、512編の詩を残したそうだ。

彼女の詩には、人への優しさ、温かさ、思いやりが
にじみ出ているように感じる。
きっと優しい人なんだろうなと思っていた。

しかし、その生涯を調べてみて驚いた。

 3才 父の死、母その後再婚
23才 結婚
    娘の誕生
    その後、夫の浮気、失業、放蕩、創作活動の反対
    夫に性病うつされる
26才 離婚、元夫と娘の親権で争い服毒自殺

26才といっても、今でいうとその年齢の2倍くらいの
人生の辛酸をなめたのではないか。

そういう人生を知って
もう一度、写真を見て、詩を読む。

ただのお嬢さんじゃない。
厳しい現実を、愛で包み込んでいた
愛の人なのかもしれない。



posted by デデボー at 23:15| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 信仰 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。