2009年12月11日

かくもみごとな日本人

日本人は自伝は書かない、と、さるドイツ人の友人は言った。そう言われてみれば、なるほどたしかに、福沢諭吉が『副翁自伝』を書いたというようなのは例外で、それまで無数の偉人先覚たちが、ただ黙って人生を生き抜き、そして、黙って死んでいった。
(かくもみごとな日本人、林望、光文社、3ページ)
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先月、「節約の王道」(日経プレミアシリーズ)という本を買って読んだ。
単なる節約本とは違い、自分のライフスタイルを洗練させることを勧める本だった。

著者は林望という人で、
通称リンボウ先生と言われているらしい。

かくもみごとな日本人

この人に関心を持ったので、
リンボウ先生の著書を探して見つけたのが、
「かくもみごとな日本人」だ。

これまたユニークな本だ。
有名無名の日本人70人を紹介している。

しかも1人につき800文字と簡潔にまとめられている。
こういうのを端正な文章というのだろうか。
きれいにまとまって書かれている。

有名無名の日本人70人というが、
実は私にはほとんど知らない人ばかりであった。

こんなにも人知れず偉業を残した日本人がいたのかと
大きな発見でもあった。

近世以前に日本人の自伝はほとんどないという。

成功した人ほど、人徳の高い人ほど、
自分の成功をおのれに帰すべきではないという気質が
日本人にはあるからでないかと著者は言う。

どんなにすばらしい業績を上げようと
俺はこんなに努力してこれほど凄いことを成し遂げたんだ
とあえて言わない日本人に粋なものを感じる。

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posted by デデボー at 09:32| 東京 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日本人は慎ましい心を持っているイメージがあります。私にはあるのかしら(?_?)
オーバーな欧米人もかっこいいけど、親切は人に気付かれずにやることを美徳とする「がばいばぁちゃん」みたいな遠慮深い日本人も本当に素敵ですね。
Posted by ラメ at 2009年12月11日 14:21
検索“修行”しておりました道中、貴HP(道場)へ立ち寄った者にて候。
突然のお知らせ(書き込み)にて御免!
現代の女性に求められる「女性の品格」の源は武士の妻女の品格、気品です。
武道通信へ御立ち寄りいただき『武士の女の品格』──武士の妻女からみた武士道を
お読みいただければ幸いです。
Posted by 武道通信 at 2009年12月12日 09:29
初めて見させて頂きました!
本にすごく興味が沸きました。
さっそく読んでみたいと思います。
日本を愛し、日本人としての誇りを
持っていく人が増えたらいいですね。
Posted by イエロー at 2009年12月19日 16:29
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